研究課題
基盤研究(C)
本研究は、青少年の問題行動の生起過程にリスク心理学の知見を応用し安全教育に資することを目的とした。高校生7622人、中学生2657人を対象とした調査データの解析結果では、高校生のリスク認知構造が行為の倫理性や違法性による3次元をもっていたのに対し、中学生のリスク認知構造にはそのような分化がみられなかった。またリスク過小視を促進する要因として、高校生では認知欲求の低さ(思考を嫌う程度)、中学生ではそれに加えて地域や家庭の規範意識の低さが認められた。
すべて その他
すべて 備考 (1件)