研究課題
基盤研究(C)
言語的能力と空間的能力は思考の両輪だと考えられるにもかかわらず,幼児期における教育的知見は少ない。そこで本研究では,幼児の空間的思考に影響を与える要因を明らかにするために,3歳児から6歳児を対象に,再定位課題,再構成課題,3つの玉問題を実施した。その結果,幼児期では,布置周囲の間仕切りが布置参照枠の利用を促進させること,参照枠の選択に実験者の位置が影響を及ぼすこと,軌道イメージの形成において予想が運動と同等の効果を持つこと,が示唆された。
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広島大学心理学研究
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