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2012 年度 実施状況報告書

投影法課題実行時における認知処理の脳科学的基盤を求めて:fMRIによるアプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 23530897
研究機関大阪教育大学

研究代表者

石橋 正浩  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (30324883)

研究分担者 相澤 直樹  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (10335408)
内海 千種  徳島大学, ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (90463322)
牧田 潔  公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構, 兵庫県こころのケアセンター, その他 (00455560)
齋藤 大輔  福井大学, 生命科学複合研究教育センター, 特命准教授 (30390701)
岩切 昌宏  大阪教育大学, 学校危機メンタルサポートセンター, 准教授 (50283841)
キーワードロールシャッハ法 / 機能的MRI
研究概要

9月に第4回研究打合せをおこない,実験手続の確認作業をおこなった。前回の研究打合せ以降よりすでに作成を開始していたロールシャッハ課題および統制課題となる地図課題の進行状況を確認する一方,ロールシャッハ課題に関与する変数が当初の想定よりも相当程度に多く,統制課題との差分による比較をおこなうためにさらなる検討が必要であることも確認された。あわせて,前回より共同研究者各自で検討するよう求めていた外的基準となる測定用具を持ち寄り,検討をおこなった。候補として,不安に関する尺度,抑うつに関する尺度,自己制御に関する尺度,effortful controlに関する尺度等が挙げられ,それぞれについて次回までに検討を進めることとした。
3月に第5回研究打合せをおこない,修正を重ねてきた実験課題プログラムをMRI装置の中で実行し,不具合がないことを確認した。あわせて,実験を開始するにあたって必要となる各種文書やアンケートなどの紙資料の最終的な確認をおこなった。被験者のリクルートの手続についても,協力をいただける施設・部局との打合せをおこなった。
同時に,当該領域にかかわる内外の資料の収集と読解を継続しており,論文の背景部分として使用するためのレビューの作成を各自で進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

前年度に生じたMRI 装置のメンテナンスによる実験開始の遅れによる影響のため,実験スケジュールに遅延が生じている。

今後の研究の推進方策

すでに実験は開始しており,分担研究者間でシフトを組んで実験をおこなう福井大学に行き,円滑な実験の遂行を図る。論文の執筆についても,分析終了後速やかに執筆・投稿がおこなえるよう,分担を決め効率的に進めていく。

次年度の研究費の使用計画

実験の遅延により発生している未執行の予算(謝金,旅費など)については,今後の実験の遂行により執行していく。論文執筆などの成果発表にかかわる費用については,次年度予算より執行する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] ロールシャッハ課題遂行時の前頭前野機能について:近赤外分析法(NIRS)による試行的研究2013

    • 著者名/発表者名
      相澤直樹・石橋正浩・中村有吾・牧田潔・内海千種・岩切昌宏
    • 雑誌名

      神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要

      巻: 6 ページ: 201-206

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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