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2013 年度 実績報告書

創造的問題解決における収束ツール開発と心理メカニズムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 23530915
研究機関宮城学院女子大学

研究代表者

西浦 和樹  宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)

研究分担者 田山 淳  長崎大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (10468324)
沖林 洋平  山口大学, 教育学部, 准教授 (20403595)
池田 和浩  尚絅学院大学, 公私立大学の部局等, 講師 (40560587)
キーワード創造的問題解決 / ストレス反応 / 認知的対処 / ゲーミング / ブレインストーミング / 収束的思考 / 発散的思考
研究概要

H25年度は、H23-H24年度に実施した研究成果のまとめと今後の課題について成果報告を行った。第一に、「ブレインストーミング法習得のためのカードゲーム開発とストレス軽減およびルール学習効果の検討」として、アイデア創出時の脳内活動メカニズム解明のための予備実験により、ブレインストーミングが言語や記憶処理を実行する課題であることが示唆された。
第二に、共同研究者の池田和浩(尚絅学院大学)により、「楽しいときには良いアイデアが生まれるのか?」ということに関して、思考時間の長さが創造的思考の生成を促すことが報告された。
第三に、研究協力者の南学(三重大学)により、「クリティカルシンキングを促すゲーミング教材の開発と評価」として、新しいゲーム教材による論理的な理解と創造的態度形成への興味深い結果が示された。
以上のとおり、本課題研究では、創造的問題解決(CPS: Creative Problem Solving)場面における集団発想のルールを再構造化し、ゲームにプログラミングすることによって、仮説的推論中のストレス反応や認知的対処(原因帰属、心的努力)の仕方を明らかにすることを主たる目的とした。それにより、ゲーム教材の開発と評価に留まることなく、創造的問題解決場面における効果的な学習支援の在り方を提言した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 対人援助行動を考慮した共感性尺度の開発:レジリエンスはホスピタリティと関連するのか2013

    • 著者名/発表者名
      西浦和樹・池田和浩・田山淳・足立智昭
    • 学会等名
      日本創造学会
    • 発表場所
      日本医療科学大学
    • 年月日
      20131027-20131027
  • [学会発表] 創造的問題解決を利用した効果的な学習支援2013

    • 著者名/発表者名
      西浦和樹・池田和浩・南学・澤邉裕子・安井朱美・沖林洋平・田山淳
    • 学会等名
      日本教育工学会
    • 発表場所
      秋田大学
    • 年月日
      20130923-20130923
    • 招待講演
  • [学会発表] 私の海外研修報告―スウェーデンの教育とくらし2013

    • 著者名/発表者名
      西浦和樹
    • 学会等名
      北陸先端科学技術大学院大学
    • 発表場所
      北陸先端科学技術大学院大学
    • 年月日
      20130531-20130531
    • 招待講演
  • [図書] 不測の衝撃(仮題)2014

    • 著者名/発表者名
      フレデリック J. スタッダード ジュニアーら(編者)小谷英文(監訳)
    • 総ページ数
      200
    • 出版者
      金剛出版

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公開日: 2015-05-28  

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