臨床心理学を活用したキャリア発達支援を目的に、認知行動療法を活用した高校生用キャリア教育プログラムの開発(以下,研究1)と、大学の学生相談部門と就職サポート部門の協働によるキャリア支援システムの開発の推進(以下,研究2)を行った。 研究1では、他の研究者とも共同して当該プログラムを開発し、高校生を対象とした実験授業で有効性を確認した。研究2では、全国各地の4年制大学で、大学教員や学生相談員を対象に、システム開発上の必要事項を探るためのインタビュー調査を行った。 なお予備的研究として、大学生を対象としたキャリア意識に関する国際比較調査などを行った。
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