次年度の研究費の使用計画 |
平成24年度(第2年次)では、平成25年度(最終年次)に作成しなければならない教育訓練のためのパッケージ・プログラムの必要経費を見込みながら、研究を推進していく。その際、多様なコンサルテーション場面において、発話内容データの収集を行う。このことは、平成23年度(第1年次)の研究成果により示唆された検討課題を解決することと関連している。 具体的には、高度専門職業人であるコンサルタントの発話内容データをテキストマイニングの分析単位として2,000文書収集する。100文書に対するデータ化・成形の委託費が約30,000円であることから、2,000文書の委託費は約600,000円と見積もられる。また、インターンであるコンサルタントの発話内容データをテキストマイニングの分析単位として1,500文書収集する。同様にして、1,500文書の委託費は約450,000円と見積もられる。そのために必要な出張は6~7回となり、対象地域と相談の上で、これらを実施する。出張旅費の見積もりは約450,000円となる。物品・消耗品を除く昨年度繰越額を合わせた平成24年度(第2年次)の研究費使用計画を以上のように立案し、適正に執行していく予定である。 平成24年度(第2年次)研究を円滑に遂行するために、高度専門職業人ないしインターンにも出張の協力を得なければならない。出張予定が遅くとも実施一か月前に定まらないと、受け入れ先とのやりとりや大学への申請手続きとの関連から実施が困難となる事態が平成23年度には生じた。同時に複数の協力者と共に出張し、同時並行で発話内容データを収集する効率的な方法を工夫していく。
|