障がい児を持つ保護者のメンタルヘルスを支援するプログラムの開発とその有効性を検討した。プログラムはアクセプタンスコミットメントセラピー(ACT)に基づいて作成された。プログラムの実施前後、フォローアップ時に、複数の心理指標が測定された。トータルで68名がプログラムを終了した。2つの効果尺度(抑うつと一般的健康)の得点に有意な得点の減少が見られた。フォローアップでも改善が維持されていた。このプログラムは、子どもや保護者、教師のメンタルヘルスの基礎教育プログラムとして、発展させていくことができると考えられる。
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