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2013 年度 研究成果報告書

レアシンドローム児と家族への包括的・継続的な心理的支援の確立に向けての基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530938
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床心理学
研究機関福山大学

研究代表者

堤 俊彦  福山大学, 人間文化学部, 教授 (20259500)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードレアシンドローム / プラダウイリー症候群 / 質的研究
研究概要

本研究の目的は,レアシンドロームであるプラダウイリー症候群(PWS)児の養育のプロセスにおける親や家族が経験する困難の理解と心理的援助のニーズを探ることであった。乳幼児から青年期のPWS児を持つ親を対象に,グループインタビューを行ない,子育ての過程で経験する困難や発達のプロセスを中心に聞き取りを行った。その結果,障害に起因するさまざまな問題への周囲の無理解により,親や家族は地域で孤立し,専門的な援助もないまま,同じ子を持つ親のサポートを頼りに,養育を行っている現実が明らかになった。より早期より専門家が関わり,親や家族に対する心理面の支援を含めた包括的支援システムの構築が急務な課題といえる。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] 希少・難治性疾患児の養育における困難と心理的適応のプロセス―PSW児をもつ親のフォーカスグループインタビューより―2014

    • 著者名/発表者名
      堤俊彦・加藤美朗
    • 雑誌名

      福山大学人間文化学部紀要

      ページ: 87-98

  • [学会発表] スミス・マゲニス症候群の行動問題と支援について-文献レビューをとおして-2013

    • 著者名/発表者名
      加藤美朗・嶋崎まゆみ・堤俊彦
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第51回大会発表論文集
    • 発表場所
      明星大学
    • 年月日
      2013-08-30
  • [学会発表] 学齢期の発達障害に関する家族支援のニーズ調査2012

    • 著者名/発表者名
      野津山希・堤俊彦
    • 学会等名
      日本発達心理学
    • 発表場所
      名古屋市
    • 年月日
      20120309-11
  • [学会発表] レアシンドローム児の出生に伴って母親が直面する心理的苦悩−Prada-Willi症候群児の母親によるFGIを通して-2012

    • 著者名/発表者名
      堤俊彦・加藤美朗
    • 学会等名
      日本子ども健康科学会
    • 発表場所
      東京医科歯科大学
    • 年月日
      2012-12-01
  • [学会発表] 親による乳幼児期レアシンドローム児の理解と向い合いのプロセス―PWS児の母親のグループインタビューより―2012

    • 著者名/発表者名
      堤俊彦・加藤美朗
    • 学会等名
      中国四国心理学科
    • 発表場所
      福山大学
    • 年月日
      2012-11-10

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公開日: 2015-07-16  

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