研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、弘前大学教育学部が2004年度・2011年度に実施した教員養成カリキュラム改革の効果を、アンケート・インタビュー調査を通じて検証することにあった。得られた成果として、①2004年度改革により、学生は教員としての資質能力向上感や教職観の変容を伴いつつ、より達成的な同一性地位をもつようになってきていること。②2011年度改革でも、①の傾向はみられるものの、教員養成カリキュラムが目指す教員像の獲得がやや困難になってきていることなどが挙げられる。
教育社会学