最終年度である平成26年度に実施した研究の成果としては、平成26年10月上旬に開催された日本教育方法学会第50回記念大会における「自由研究」で、研究発表を行なったことを挙げたい。この発表内容は、筆者が平成25年度末(平成26年3月)にフランスに出かけて調査した内容の一部分であり、パリ郊外ナンテールにある二校で観察させていただいた幼児教育の実践についてまとめたものであった。交付申請書の「研究実施計画」における「平成26年度」の内容として、「平成25年度の調査・研究内容を分析・考察してまとめ、学会発表・論文発表を行う」ことを、大きな目標の一つとしていたので、その中の一部分を達成できたことになる。ただ、論文発表も行う予定であったが、実現できなかったので、今後、考察を深めつつ、論文発表を積極的に行いたい。 また、平成25年度末(平成26年3月)にフランスで調査した内容については、その他にも未発表の内容がある。研究期間終了後も引き続きデータの分析・考察を行ない、学会発表と論文発表を行いたい。 さらに、交付申請書の「研究実施計画」における「平成26年度」の内容として、「平成23~25年度に調査・研究を進めてきた内容について、全体的に統括し、考察を深めて研究成果をまとめ、学会発表・論文発表を行う」ということも、大きな目標の一つとして掲げていた。この内容についても、今後は全体的な統括にも取り組み、考察を深め、まとめとしての研究発表も行いたい。
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