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2012 年度 実施状況報告書

「東アジア」的教師像と教員養成実践・政策に関する基礎的調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 23531047
研究機関東京学芸大学

研究代表者

岩田 康之  東京学芸大学, 教員養成カリキュラム開発研究センター, 教授 (40334461)

キーワード教師教育 / 東アジア
研究概要

前年度に引き続き、「東アジア」地域の教員養成政策および実践について、教育実習を中心に資料収集を行った。今年度は、シンガポール(国立教育学院)、中国(首都師範大学初等教育学院、東北師範大学教育学部)、台湾(国立台中教育大学、国立台湾師範大学)、香港(香港教育学院、香港中文大学)の四地域で教育実習参観を行い、合わせて実習の手引き、評価マニュアル類の収集等を行っている。これらと並行して、日本における教育実習の動向を中心に、教員養成政策における「教師像」の関連資料を収集し、比較検討を進めている。
また、これらをまとめた中間的な報告として、①岩田康之「『東アジア』的教師像と教師教育政策・実践に関する研究(2) -教育実習の比較研究を中心に-」、日本教師教育学会第22回研究大会、東洋大学、2012年9月9日、および②Iwata,Yasuyuki “Teacher Education Researchers and Education Policies: from Japanese point of view”, The 3rd East Asian Conference on Teacher Education, East China Normal University, Shanghai China (華東師範大学)、2012年12月6日、の二件の学会発表を行っている。
さらに、この課題について公開研究会「教師教育者の在り方を探る-中国の大学の取り組みを手がかりに-」を開催し、呉遵民教授(華東師範大学)および饒従満教授(東北師範大学)を招いてシンポジウムを行った(2013年2月20日、東京学芸大学)。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初予定した調査研究対象エリアのうち、韓国については、まだ日程的な調整がついておらず、次年度に回すことを予定しているが、それ以外に関しては教育実習に関しての訪問調査、および教員養成政策等に関する資料収集等をおえている。
資料集の編集については、当初の予定よりも遅れているものの、資料を整え、次年度に翻訳に回す手立てが整いつつある。
また、国際シンポジウムに関しては、当初の計画では平成25年度実施予定であったが、これを一部前倒しする形で、中国の研究者を招いて今年度に実施している。

今後の研究の推進方策

研究の最終年度に向けて、以下の事柄を予定している。
1.教育実習参観、指導体制を中心とした、教員養成に関する訪問調査・資料収集(韓国、香港、中国等を予定)。
2.研究のまとめに関わる学会発表(国内学会、および国際学会。日本教師教育学会第23回研究大会=仏教大学、東アジア教員養成国際シンポジウム=東北師範大学、香港比較教育学会大会=香港中文大学、等を予定)。
3.公開研究会(シンポジウム)の開催。
4.資料集・報告書の編集・刊行。

次年度の研究費の使用計画

調査旅費(韓国、中国、香港)、成果発表旅費(日本国内及び中国、香港)、および資料翻訳、報告書作成等の支出を見込んでいる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Teacher Education Researchers and Education Policies: from Japanese point of view2012

    • 著者名/発表者名
      Iwata,Yasuyuki
    • 学会等名
      The 3rd East Asian Conference on Teacher Education
    • 発表場所
      華東師範大学(上海・中華人民共和国)
    • 年月日
      20121206-20121206
  • [学会発表] 「東アジア」的教師像と教師教育政策・実践に関する研究(2) -教育実習の比較研究を中心に-2012

    • 著者名/発表者名
      岩田康之
    • 学会等名
      日本教師教育学会第22回研究大会
    • 発表場所
      東洋大学(東京都)
    • 年月日
      20120909-20120909

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公開日: 2014-07-24  

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