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2013 年度 実績報告書

観察・コミュニケーション能力の育成を目指した保幼小連携科学教育カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23531092
研究機関大阪大谷大学

研究代表者

長瀬 美子  大阪大谷大学, 教育学部, 教授 (50247889)

研究分担者 小谷 卓也  大阪大谷大学, 教育学部, 准教授 (50411484)
田中 伸  大阪大谷大学, 教育学部, 准教授 (70508465)
キーワードカリキュラム / 目標志向的 / 科学的認識 / 科学的認識を形成する構成…(国際情報交換)
研究概要

本研究は、幼児期~児童期の子どもを対象とした保幼小連携型科学教育カリキュラムの開発を目的としたものである。本研究では、現在の幼児教育の課題となっている目標(ねらい)を明確に志向したカリキュラムを開発し、それを小学校でのカリキュラムに接続することを目的として研究を行った。実績を以下の三点からまとめる。
1)目標(ねらい)を明確に志向したカリキュラム開発先行国の研究・実践に学び、幼児期からの自然・社会認識研究及びそのカリキュラムについての研究論文及び資料の分析を行った。中でもフィンランドの研究者の講演・研究交流を通して、子どもの自然認識の研究やその成果に基づいたカリキュラム研究の方法、並びに具体的な実践事例を調査した。その中で、目標(ねらい)の体系化を図るととともに、最適な教材や対象、具体的な方法や展開についても明らかにできた点が成果である。
2)先にあげた調査・研究に学び、カリキュラムづくりを行った。その成果は『幼児教育におけるカリキュラム・デザインの理論と方法』としてまとめ、実績を公表した。その中で、幼児教育・保育の基本である5領域の視点にもとづき、各領域について、カリキュラム・デザインの方法と評価の視点を明らかにし、その視点に基づいたモデル実践を「年間指導計画」「部分保育計画」等の形で提起している点が特に成果といえる。
3)大阪府下ならびに熊本市の幼稚園・保育園・小学校において、科学的認識形成の実態を明らかにするため、保育・教育実践の実態調査を実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 幼児教育におけるカリキュラム・デザインの理論と方法2014

    • 著者名/発表者名
      長瀬美子、田中伸、峯恭子編著,小谷卓也 ほか
    • 総ページ数
      190
    • 出版者
      風間書房

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公開日: 2015-05-28  

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