研究課題
公共政策教育分野の質保証の衛に当る大学基準協会、地域公共人材開発機構の評価活動を対象に、これら評価機関によるシステムの運用状況や受審者側の対応も含め、同評価の有効性について引き続き調査を行い、その各々の評価の特質を明らかにし両者の比較分析をした。そしてこのことを踏まえた上で、学習アウトカムの視点から同領域における在るべき質保証の姿を展望した。本年度重点的な注力を施した欧米調査では、EAPAAのアクレディテーションシステムの再確認を行うとともに、EAPAAのアクレディテーションを受審した公共政策大学院の訪問調査を通じ、公共政策教育分野を対象とした外部質保証体制の機能的有効性の検証を行った。加えて、公共政策教育機関の国際アクレディテーションの実施主体であるIASIA本部を訪問し、アクレディテーションの具体的実施を掌るCIAPA(Committee for International Accreditation in Public Administaration)の担当者と面談し、その組織・活動の具体的な内容把握を行った。
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法学新報
巻: 119巻 ページ: pp.27-55