研究課題
基盤研究(C)
本研究では、公共政策大学院の質保証装置を対象に、我が国と欧米の比較研究を行い、我が国質保証の現下の改善方策を探り出すことができた。具体的には、同分野において、学習アウトカムを軸にアクレディテーションを展開する米国NASPAAの質保証並びに欧州で同様の活動を展開するEAPAAの質保証の現況把握を踏まえ、それが如何なる機能的有効性と国際的通用性を備えているかを考究した。その調査研究の結果を基に、同分野におけるアウトカムベースに基づく我が国公共政策大学院質保証の有為性を高める方途を明らかにした。加えて、欧州に本拠を置くIASIAの国際アクレディテーションの実施計画を具体的に把握することもできた。
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法学新報(中央大学法学会)
巻: 第119巻第11・12号 ページ: 27-55