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2011 年度 実施状況報告書

アメリカとコロンビアの連携事例による国際教育協力循環モデルの模索

研究課題

研究課題/領域番号 23531128
研究機関九州大学

研究代表者

鈴木 隆子  九州大学, 言語文化研究科(研究院), 准教授 (00437071)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード国際情報交流 コロンビア
研究概要

初年度計画通り、先行文献調査を開始し、現地調査を行なった。 まず先行文献は、書籍購入や学会・セミナー等に参加することにより、社会管理システム、ビジネスモデル、国際協力の既存モデル(ODA、NGO、フェアトレード、マイクロクレジット、社会起業、ソーシャルビジネス、CSR等)等に関する資料収集を行なった。コロンビアに限らず、一般的な傾向を把握するために、福岡、東京、ドイツにおいてソーシャルビジネスの支援団体等の活動報告を聞き、最新動向を把握した。これに関連して、科研の予算ではないが、JICAのBOPビジネスセミナーに参加し、マイクロクレジットやソーシャルビジネス等社会企業の先進国であるバングラデシュの活動を視察し、国際協力循環モデルの最新動向を学んだ。 これらの文献等を参考に現地調査計画案をたて、6月の国内学会(日本比較教育学会)に参加し、有識者から助言を得て計画の加筆修正を行なった。 現地調査は、当初アメリカにおける実施を予定していたが、対象機関「Escuela Nueva Foundation」のアメリカ事務所が閉鎖してしまったため、対象機関の本拠地であるコロンビアに変更し、10月に現地調査計画案に基づき現地調査を実施した。コロンビアにおいて、アメリカ、インド、メキシコ等との国際連携の最新動向について聞き取り調査をした他、2地域において学校訪問と聞き取りや資料収集を通じて、対象機関の教育活動に関する最新動向を把握した。また、次年度予定している現地調査の事前準備を行なった。 この予備調査の結果をとりまとめ、11月の国内学会(国際開発学会)で発表した。質疑応答やコメントを通していただいた助言を加味して次年度調査計画案の練り直しの作業を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画通り、先行文献調査を勧め、初年度の予備調査も修了し、次年度の本調査のめども立っており、概ね予定通り進んでいるから

今後の研究の推進方策

2011年度から引き続き文献調査を継続し、国際連携を通じた国際協力モデルの現状把握と理論構築に務める。これらをまとめたものをベースに現地調査計画案を策定して、それを6月に国内学会で発表し、有識者からの助言を求める。それを加筆修正した調査計画案に基づき、8月にコロンビアにおいて現地調査を実施する予定である。帰国後学会等で中間発表として発表する予定である。

次年度の研究費の使用計画

書籍の購入、6月国内学会発表、8月現地調査に係る旅費・謝金・印刷費・通信費等、秋以降学会発表等

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] コロンビアのエスクエラヌエバの長期的な活動維持に関する展望2011

    • 著者名/発表者名
      鈴木隆子
    • 学会等名
      国際開発学会第22回大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2011年11月27日

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公開日: 2013-07-10  

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