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2013 年度 実績報告書

マルチモーダルテクストを「よむ」学習活動の創発に向けた理論的基盤の構築

研究課題

研究課題/領域番号 23531157
研究機関明治学院大学

研究代表者

中村 敦雄  明治学院大学, 心理学部, 教授 (60323325)

キーワード国語科教育学 / メディア・リテラシー
研究概要

平成25年度における研究実績としては,発表論文2編(大島崇・後閑芳孝・髙橋典平・中村敦雄・濵田秀行・藤本裕一・山本宏樹「小・中学校国語科におけるマルチモーダルな言語活動の可能性-情報端末活用による実践開発の試み」『群馬大学教育実践研究』第31号,平成26年3月,1~10頁,ならびに,小林正行・中村敦雄・伊藤宏康・片岡美穂・木本悠太・小林香名江・武井彩香・八木美穂「〔伝統的な言語文化〕の学習指導改善-落語教材の検討を通して-」同誌,235~248頁),ならびに共著書中の分担執筆1編(「学習者が能動的・主体的に参加する説明文の授業づくり」大熊徹他編著『国語科授業を活かす理論×実践』東洋館出版社,平成26年3月,44~49頁)の公刊が挙げられる。
発表論文のうち前者は,「毎日新聞」平成25年2月9日・23日掲載の記事で紹介された学習指導実践について,その後の理論的な考察を加えて完成させた重要な成果であり,その一端は,平成26年2月18日に開催された「デジタル教科書教材協議会(DiTT)」の研究会においても発表を行い,研究成果を社会に還元することを果たした。
3年間にわたる研究の成果として,理論から実践,言語から映像までを包括的に布置した枠組みのもとで探求を行った。その結果,当初は仮説的に想定していた「よむこと」の可能性が,実践的な検証を経て,明確化されたことは,今後の小・中学校における国語科の学習指導開発にとって,意義深い貢献であると評価できよう。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 小・中学校国語科におけるマルチモーダルな言語活動 の可能性2014

    • 著者名/発表者名
      大島崇・後閑芳孝・髙橋典平・中村敦雄・濵田秀行・藤本裕一・ 山本宏樹
    • 雑誌名

      群馬大学教育実践研究

      巻: 31 ページ: 1-10

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 〔伝統的な言語文化〕の学習指導改善2014

    • 著者名/発表者名
      小林正行・中村敦雄・伊藤宏康・片岡美穂・木本悠太・小林香名江 ・武井彩香・八木美穂
    • 雑誌名

      群馬大学教育実践研究

      巻: 31 ページ: 235-248

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 説明的文章教材における教科内容の検討2014

    • 著者名/発表者名
      中村敦雄
    • 雑誌名

      群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編

      巻: 63 ページ: 1-19

    • 査読あり
  • [学会発表] 説明的文章教材の学習指導内容の変遷に関する一考察

    • 著者名/発表者名
      中村敦雄
    • 学会等名
      全国大学国語教育学会
    • 発表場所
      広島大学
  • [図書] 『国語科授業を活かす理論×実践』2014

    • 著者名/発表者名
      大熊徹,他
    • 総ページ数
      171
    • 出版者
      東洋館出版社

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公開日: 2015-05-28  

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