研究課題
基盤研究(C)
本研究は、小学校音楽の基盤が形づくられた大正期から国民学校期を時代対象とし、当該期において小学校音楽を牽引し指導的役割を果たした幾尾純、井上武士、小出浩平らの音楽教師たちの音楽教育思想と実践の言説を分析することにより、その形成プロセスと特質を明らかにした。本研究は、今後どのような小学校音楽を展望していけばいいのか、その方向性を探究する際の歴史的材料を提供したことに大きな意義と重要性がある。
音楽教育史