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2013 年度 実績報告書

ビジュアル・ツールを活用した創作文指導の開発的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23531204
研究機関香川大学

研究代表者

山本 茂喜  香川大学, 教育学部, 教授 (00182626)

キーワード創作文 / ビジュアルツール / ストーリーマップ / 物語論 / 思考ツール / グラフィックオーガナイザー / 国語科教育 / ナラトロジー
研究概要

現行学習指導要領に基づき新教科書においても創作単元が組み込まれており、それに合わせる形で、小学校・中学校それぞれ創作文の学習単元を構想した。昨年度までに開発したストーリーマップシートとカードを用い、附属高松小学校・附属高松中学校、附属坂出中学校、栗熊小学校、宇多津北小学校において創作文の研究授業を行った。
それらをICレコーダーおよびデジタルビデオカメラを用いて録音・録画し、トランスクリプトに基づき分析した。その学習者反応の分析および表現物の分析を基に改良を重ね、創作文指導の学習プログラムを開発した。
教師向けの指導マニュアルを編纂し、公立校における現職研修の機会をとらえた指導助言、および現職教員研修のための指導法講座の実施、子ども向けの創作ワークショップの開設等を行い、普及に努めるとともに、評価法を含めた実践検証を深めた。
以上の研究成果に基づき、共同実践者と研究会を重ね、原稿を検討修正し、それらを元に東洋館出版社より『魔法の「ストーリーマップ」で国語の授業づくり』を公刊(2014年3月)した。
この成果を基盤とし、附属小学校・附属中学校をはじめ、公立学校における校内研究、および現職研修や講習会等の機会を通じて、実際の授業作りにも参画し、検討会を通じてさらに改良を重ね、学習者の主体性を保障する指導法や評価方法を含む形で公開・発信を続け、広く教育現場に貢献していきたいと考えている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ストーリーマップの読むこと・話すことへの活用の方法ー「問題-解決」構造に基づくビジュアル・ツールの有効性についてー2013

    • 著者名/発表者名
      山本茂喜
    • 雑誌名

      香川大学国文研究

      巻: 第38号 ページ: 1-14

  • [学会発表] 小学校国語科における思考ツールの活用についての実践的研究

    • 著者名/発表者名
      山本茂喜 山村勝哉
    • 学会等名
      第14回 学部・附属学校園教員合同研究集会
    • 発表場所
      香川大学教育学部
  • [学会発表] 中学校国語科における「思考ツール」を使った読みの授業の実践的研究

    • 著者名/発表者名
      山本茂喜  川田英之
    • 学会等名
      第14回 学部・附属学校園教員合同研究集会
    • 発表場所
      香川大学教育学部
  • [図書] 魔法の「ストーリーマップ」で国語の授業づくり2014

    • 著者名/発表者名
      山本茂喜
    • 総ページ数
      203
    • 出版者
      東洋館出版社

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公開日: 2015-05-28  

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