• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実施状況報告書

英語学習意欲のエピソード分析と英語教師教育資料の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23531206
研究機関愛媛大学

研究代表者

池野 修  愛媛大学, 教育学部, 教授 (70294775)

キーワード英語学習意欲 / 教師教育 / エピソード分析
研究概要

本研究の最終目的は,英語学習意欲についての実践的価値の高い知見を生み出し,教職課程および現職教員(ALTも含む)研修などにおいて用いる教師教育用資料と関連活動を開発することにある。この目的を念頭に置きながら,平成24年度(第2年次)は,主に文献研究,探索的な教師教育資料及び活動の開発,その成果発表を行った。具体的研究内容(成果)は次の5つである。(1) 動機づけ,質的データ,教師教育に関する文献購読を通して,これらのテーマに関する最新の動向について理解を深めた,(2) 探索的に実施した教師教育実践(2授業時間)について,受講生による評価データなどを参考に,その成果と課題をまとめた,(3) 実践した教師教育実践について,全国英語教育学会第38回愛知研究大会(8/4)(愛知学院大学)において,事例研究として発表した,(4) 発表した内容を研究論文としてまとめた(現在,学術雑誌に投稿中で審査を受けている),(5) 3月にアメリカ合衆国ダラスで開催されたTESOL研究大会に参加し,第2言語動機付け,教師教育,質的データ分析などの研究成果について情報収集を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成24年度は,「英語学習意欲」に関する,英語教師教育のための教材及び関連活動(第1次バージョン)を開発し,それを活用した実践を行った上で,開発した教師教育資料の成果と課題について事例研究として全国学会で発表を行った。また,発表内容を論文にまとめ,現在学術雑誌に投稿し,審査を受けている。

今後の研究の推進方策

第3年次(最終年度)は,(1) 英語学習意欲に関するエピソード・データをさらに広範囲から収集する,(2) 「英語学習意欲を変化させる要因(motivators/ demotivators)」のモデルをより精緻化させる,(3) 開発中の英語教師教育の資料&活動について,試行的実践の評価に基づき,それを作り直す,(4) 研究成果を全国語学教育学会神戸研究大会(10月)等において発表する,(5) 研究成果を論文として発表する,(6) 研究の最終成果として英語教師教育資料(冊子かCD)を作成する,という形で研究を推進していく。

次年度の研究費の使用計画

次年度は,主に (1) 関連文献やデータ分析ソフトなどの購入,(2) 研究成果の学会での発表(現段階では国内学会を考えている),(3) 研究成果をまとめた教師教育用資料(冊子かCD)の作成という用途に研究費を使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 英語教師教育における英語学習体験の省察ー「学習意欲」を対象テーマとしてー

    • 著者名/発表者名
      池野修
    • 学会等名
      全国英語教育学会愛知研究大会
    • 発表場所
      愛知学院大学

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi