研究課題/領域番号 |
23531229
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研究機関 | 武庫川女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
大津 尚志 武庫川女子大学短期大学部, 幼児教育学科, 講師 (40398722)
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キーワード | フランス / 市民性教育 / 道徳教育 |
研究概要 |
平成25年度は、日本子ども社会学会第20回大会およびフランス教育学会第31回大会で、各シンポジウムのシンポジストとして、発表をすることができた。 ・「懲戒・体罰の比較法制論」(日本子ども社会学会第20回大会、於関西学院大学、2013年6月29日) ・「中等教育カリキュラムと進路指導における男女平等」(フランス教育学会第31回大会、於高松大学、2013年9月7日) 前者はフランスにおける市民性教育と生徒の懲戒に関する関係性を論ずるもの、後者はフランスにおける市民性教育と男女平等の問題を論ずるものである。 前者をもとにして、大津尚志「生徒の懲戒・体罰に関する日本、フランス、アメリカの法制上の比較考察」(『教育学研究論集』第9号、2014年3月、pp.9-15)として、すでにペーパーによる研究成果を公表している。後者もフランス教育学会紀要の次号に研究成果が掲載予定となっている。 なお、連携研究者の橋本一雄、研究協力者の降旗直子とは共同で研究会を行い、3名とも平成25年度のうちにフランスの小学校、中学校などを訪問し資料収集をすることができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2度の学会ゲストスピーカーを仰せつかることができた。1点の刊行物の公刊のほかにも、平成26年3月に渡仏をおこなった成果を利用して平成26年度における学会発表、原稿執筆へつながる準備はできており、おおむね順調なものと判断している。
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今後の研究の推進方策 |
昨年度学会発表をした成果はまもなくペーパーとしても公刊される予定である。他にも、連携研究者の橋本一雄、研究協力者の降旗直子とともに共同研究の執筆を予定している。また、本年度も研究会を開く予定である。 26年度は最終年度として、いままで手薄だった箇所を中心にまとめとしての研究を行う予定である。
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