プロの調理人に直接出荷するための品質にこだわる農業生産者と,一般的な農業生産者に対して,農産物や農業教育などに関する調査を行い,分析した。その結果を活かした日本版味覚教育の授業プログラムを作成して小学生に授業実践し,その教育効果を分析し評価した。 結果,『和食がより好きになった』および『和食は季節感のある料理』であることを認識する子ども達が授業前に比べ有意に増加した。また児童の食習慣に対する授業効果への影響にも有意な変容が認められ,子ども達の和食への意識を改変するのに,本プログラムは十分な教育効果を持つと結論づけた。
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