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2013 年度 研究成果報告書

知的障害児のヘルスリテラシーに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23531287
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 特別支援教育
研究機関山梨大学

研究代表者

小畑 文也  山梨大学, 教育学研究科, 教授 (20185664)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードヘルスリテラシー / 知的障害 / 早期発見 / 小児がん / 初期症状
研究概要

知的障害児のヘルスリテラシーを、主に症状の表出と周囲の理解の点から検討した。症状としては、「頭痛」「腹痛」「疲労」「めまい」「出血」「吐き気」が選ばれ、健常幼児(3-5歳)と比較しながら面接調査と質問紙調査を実施した。その結果、対象となった知的障害児の症状表出は、健常幼児3歳とほぼ同様であり、痛みを除き、自発的な表出が見られないこと、特に言語的な表出が困難なこと、母親の理解(気づき)にはばらつきが大きいことが明らかとなった。また。母親の子どもの体調への注意は、健常児の場合、加齢とともに減少しているが、知的障害児の場合、加齢とともに増加していることも明らかとなった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 幼児の「症状」関わる表現の発達と, その受け手となる保護者・保育者との共有に関する研究」2013

    • 著者名/発表者名
      小畑文也
    • 雑誌名

      小児保健研究

      巻: 72 ページ: 223

    • 査読あり
  • [学会発表] 幼児の「症状」関わる表現の発達と, その受け手となる保護者・保育者との共有に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      小畑文也
    • 学会等名
      日本小児保健協会第60回大会
    • 発表場所
      国立オリンピック記念青少年総合センター・日本大学
    • 年月日
      2013-09-28
  • [学会発表] 小児の「症状」に関わる言語の表出とコミュニケーション-学校・家庭における小児がんの早期発見の試み-2012

    • 著者名/発表者名
      小畑文也・古屋 佳奈枝
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第50回大会
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      2012-09-29
  • [図書] 障害児支援のベーシック2013

    • 著者名/発表者名
      小畑文也・鳥海順子・義永睦子
    • 総ページ数
      220(77-100)
    • 出版者
      コレール社

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公開日: 2015-07-16  

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