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2012 年度 実施状況報告書

視覚障害児童・生徒の歩行指導における教員の連携に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23531291
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

芝田 裕一  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (30379515)

キーワード視覚障害 / 歩行指導 / 盲学校
研究概要

本研究は、視覚障害児童・生徒の歩行に対するニーズに応えるため、盲学校における歩行指導において、歩行訓練士と非専門教員の連携に関して、非専門教員に対する必要な研修の内容と方法、実際の連携の進め方を含む総合的なあり方を明らかにすることを目的としている。平成24年度の研究は以下の5点が対象であった。①非専門教員に対する研修会の内容・方法に関する検討会、及びその確立のための検討会の実施、②研究協力者の在籍する盲学校において非専門教員への研修会の実施、③歩行訓練士と非専門教員との連携のあり方の検討会の実施、④歩行訓練士と非専門教員との連携のあり方の実践、⑤研究代表者による研究協力者の在籍する盲学校の状況視察。
①③の検討会は、6月9日、8月7~8日、1月26~27日と計3回、大阪市立視覚特別支援学校において、毎回ほぼ全員の研究協力者の参加により実施された。
②の研修会、③の連携については、7名の研究協力者(盲学校等教員)により、各盲学校等において研修会をモニターとなった受講者(非専門教員)を対象として試行され、昨年度あげられたいくつかの課題への対応が講じられた。
⑤の状況視察は、盲学校2校を訪問し、他校とはメールと電話により行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究代表者の指示のもと、研究協力者が精力的に本研究に取り組んでいること、検討会が3回開催されたこと、本研究の目的にそった具体的な連携の骨格が初年度の目標どおりに見えてきていること、などがその理由である。

今後の研究の推進方策

当初の計画どおり、研修の内容・方法・連携のあり方の確立、シンポジウムの開催、関連冊子の作成と配付を行う。

次年度の研究費の使用計画

主な支出は旅費で、検討会の開催、研究協力者の盲学校へ他の研究協力者とともに訪問して実施されている研修会などの視察と検討、研究代表者が研究協力者の在籍する盲学校以外の盲学校の歩行指導や連携の状況の視察などに使用する。その他シンポジウムの開催及び資料作成に関する費用の支出がある。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 視覚障害児・者の歩行訓練における課題(2)2013

    • 著者名/発表者名
      芝田裕一
    • 雑誌名

      兵庫教育大学研究紀要

      巻: 42 ページ: 11-21

  • [雑誌論文] 視覚障害児・者の歩行訓練における課題(1)2012

    • 著者名/発表者名
      芝田裕一
    • 雑誌名

      兵庫教育大学研究紀要

      巻: 41 ページ: 1-13

  • [学会発表] 視覚障害児・者の歩行訓練における理解と啓発-視覚障害教育と盲学校(視覚特別支援学校等を含む)を主体として-2012

    • 著者名/発表者名
      芝田裕一、正井隆晶、出井博之
    • 学会等名
      日本特殊教育学会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      20120928-20120930

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公開日: 2014-07-24  

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