研究課題/領域番号 |
23531299
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
吉松 靖文 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (50243861)
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研究分担者 |
海野 歩未 下関短期大学, 保育学科, 助教 (30455050)
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キーワード | 自己管理 / 時間管理 / 自閉症 / 発達障害 / 知的障害 |
研究概要 |
昨年度に引き続き学校教育現場を中心に本研究の目的である時間管理支援ツールRAINMAN 4の適用を行った。今年度は,特に通常の学級において,児童ひとりひとりが目標を持って主体的に時間を意識し,活動や行動を自己管理できるようになることを目標とした実践を行った。その結果,ひとりひとりの児童の自己評価の改善・向上や集団としての凝集性の向上が見られた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究実績に記述したように本研究の実践の成果が明らかになっている。そして,この実践の成果と意義については,2013年度の日本LD学会大会で発表予定である。また,学術雑誌への投稿も予定している。
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今後の研究の推進方策 |
2年間の実践の成果を踏まえ,最終年度である2013年度は,特別支援学校や特別支援学級,通級指導教室及び通常の学級における時間管理支援ツールRANIMAN 4の効果的な適用の在り方について,それぞれの場や集団等における活用事例の集積及びその公開を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
学校教育現場における実践のために用いるパソコンやタブレット端末および消耗品を追加で購入する。研究成果の公開のために学会発表及び論文掲載を予定しており,それぞれについて旅費と印刷費を計上する。
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