本研究は,自閉症のある児童生徒への教育的支援のうち,外部専門家(NPO等)提供の支援サービスに関するものである。特に,学校教育における機能的支援プログラムの構造分析を行った。そのため,自閉症のある児童生徒のIEP(個別教育計画),在籍する学校の教育課程の収集,及びUSD(学校区教育委員会)のSpecial Education代表,NPOマネージャー,自閉症のある児童生徒の保護者へのインタビューが行われた。その結果,機能的支援のプログラムとして,治療教育的又は社会適応的プログラムが利用されていること,通常教育-学習センター-特別な教育課程の連続性なサービス利用が重要であることが明らかにされた。
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