研究課題
基盤研究(C)
フックス型接続方程式のモノドロミー保存変形の量子差分化を量子離散タイヒミュラー空間上の系と捉えるため、パンルヴェVI型・ガルニエ系を量子差分化しつつ、時間発展をデーン捻りの量子化として理解し、量子群から構成される可解格子模型にもリーマン面の幾何の視点を導入すること、が目標であった.そしてパンルヴェVI型や,Garnier 系の量子離散化の量子離散ソリトン系の周期簡約としての構成に成功し, 本研究者によるこれまでのアフィンワイル群対称性に基づく構成とのよい一致を見た.高ランク版の場合も、自励版である Kashaev と Reshetikhin の量子離散戸田格子場模型の拡張として目処がついた、
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Lett. Math. Phys
巻: 103 no.8 ページ: 865-879
Advanced Studies in Pure Mathematics 61"Exploration of New Structures and Natural Constructions in Mathematical Physics", Japan Math. Soc
ページ: 275-288