研究実績の概要 |
今年度は引き続き団代数の基礎と応用の研究を行った。具体的には1。一般団代数の研究、特に高次ダイログ関数の関数等式の導出、2。Gross等による散乱図形による交換図の記述を用いた団代数の研究、3。団代数の亜群による定式化、などの研究を行い、さまざまな成果が得られた。研究成果の一部について論文[1]を公表し、また一部については現在論文を執筆中である。
[1] Tomoki Nakanishi, Dylan Rupel, Companion cluster algebras to a generalized cluster algebra, to appear in Travaux Mathematiques, arXiv:1504.06758, 14 pages.
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