研究課題
組み合わせ的デザインにおいて,ブロックがさらに小ブロックに分割され,様々な組み合わせ的条件を持つデザインがたくさんある.組み合わせ条件は各応用分野の必要に応じて生まれ,更生法の研究も独立に行われていた.今までは,異なる分野で,異なる名前で呼ばれており,解析や構成法も独立に研究されてきた.当然重複した研究もかなりある.これらのデザインを多重構造デザインと呼ぶこととし,それらを統一的に定義し,統一的な性質やバウンド,そして一般的な構成法に関して研究した.25年度に続き小さな多重構造デザインからより大きなデザインを構成する,再帰的構成法の研究を続けて行った.また,巡回的な多重構造デザインの統一的構成法を確立する研究も行った.Kuriki-Jimbo(1983)の巡回的構成法の拡張を試みた.米国Delware大学のQuinq Xiang教授,ドイツDuisburg-Essen大学のTran van Trung教授の来日のサポートをおこない,有益なな議論を行った.
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Designs, Codes and Cryptography
巻: 印刷中 ページ: 印刷中
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