研究課題
基盤研究(C)
気体の簡略化モデルである格子気体のうち特に多種粒子系を扱い、そのスケール極限である流体力学極限の証明を行った。この証明は3段階に分かれるが、1段目と2段目に相当する「スペクタクルギャップの評価」、「中心極限定理の分散」の部分の証明を行った。しかし、3段目の「極限の方程式の性質」の部分は残されている。またこのモデルと共通点の多い、「ジャンプ率が退化した粒子系」に関しても同様の結果を得ることができた。
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Electronic Journal of Probability
巻: 17 ページ: 1-19
10.1214/EJP.v17-1916
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10.1007/s10955-011-0176-0