研究課題
基盤研究(C)
銀河中心の巨大ブラックホール近傍10パーセクから降着円盤領域にかけての空間スケールで6桁にわたる領域の構造を解明するべく理論的研究を行った。高精度の3次元輻射流体計算等により、降着円盤からの強い輻射による加熱と輻射圧によって、星間ガスのアウトフローが発生することを明らかにした。このアウトフローは、巨大ブラックホールの活動性の起源である「質量降着」(ガスの内向きの流れ)を妨げない。アウトフローは非定常かつ非一様であり、その進化の結果、「遮蔽トーラス」が自然に形成されることを示した。降着円盤の領域では輝線で駆動された高速のアウトフローが形成され、幅広い吸収線を持つクェーサーの種族の起源に迫った。
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