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2014 年度 実績報告書

電弱対称性の破れとフレーバーの物理の新展開

研究課題

研究課題/領域番号 23540283
研究機関東北大学

研究代表者

山口 昌弘  東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10222366)

研究分担者 BORZUMATI Fran  東北大学, 国際教育院, 准教授 (50599719)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード素粒子論 / 素粒子物理学
研究実績の概要

LHC実験において125GeVの質量をもつヒッグス粒子が発見されたことは、ヒッグス機構がエレメンタリーな場で記述されることを強く示唆している。今年度の研究においては、超対称標準模型において125GeVの質量をもつヒッグス粒子を説明するための模型の研究を行った。ミニマルな超対称標準模型にゲージ一重項を加えた模型を考察し、一重項が軽い場合には二重項との混合により、通常のヒッグス粒子が重くなりうること、その場合にはLHC実験からくるパラメータへの制限を考慮するとヒッグス粒子の超対称対であるヒッグシーノが軽くなる傾向があることを示した。この模型においては、超対称粒子が1TeV程度またはそれより軽くなるため、超対称粒子の交換によるフレーバー混合が起こりうることを確認した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Higgs Mixing in NMSSM and Light Higgsinos2014

    • 著者名/発表者名
      S.K. Jeong, Y. Shoji and M. Yamaguchi
    • 雑誌名

      JHEP

      巻: 1411 ページ: 148

    • DOI

      10.1007/JHEP11(2014)148

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] NMSSM/重いSUSYの物理2014

    • 著者名/発表者名
      山口 昌弘
    • 学会等名
      テラスケール2014
    • 発表場所
      大阪大学、大阪府豊中市
    • 年月日
      2014-11-27 – 2014-11-29

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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