研究課題
基盤研究(C)
CP非保存位相はレプトンフレーバー混合構造決定における唯一の未決定量である。原子炉実験による1-3角の精密測定の下で、日本のT2Kおよび米国NOVA両加速器ニュートリノ実験のそれぞれに、またそれらの組み合わせによって達成されるCP位相δの到達感度についての研究を行った。横山将志氏の協力の下で作成された信頼度の高いコードを使用してCP位相感度の評価を行い、我々が初めて提案した表示法「CP-exclusion fraction」によって感度を表示した。この結果、T2K実験の10年間の稼働によって90%の信頼度でCP位相空間の約半分を排除できることを示した。T2K・NOVA実験の相補性も示された。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 8件)
Journal of High Energy Physics
巻: Vol. 1405 ページ: 109
Physical Review D
巻: Vol. 87 ページ: 113005-1-12
日本物理学会誌
巻: Vol. 68, No. 11 ページ: 723-733
Advances in High Energy Physics
巻: Vol. 2012 ページ: 349686-1-15
巻: Vol. 1205 ページ: 023-1-13
巻: Vol. 85 ページ: 113006-1-14
特集「物理科学, この1 年」
巻: Vol. 27, No. 01 ページ: 52-53
巻: Vol. 1106 ページ: 022-1-26
巻: Vol. 1108 ページ: 036-1-41