研究課題
米国ブルックヘブン国立研究所の加速器試験施設(ATF)において、炭酸ガスレーザーと電子ビームのコンプトン散乱実験を行った。円柱形に整形した人工多層膜反射材とX線検出のためのマイクロチャンネルプレートを使用して、散乱X線のエネルギーと放出角度を同時に測定可能なX線スペクトロメーターを開発し、測定を行った。高次QEDによって2光子吸収1光子散乱の高エネルギーX線と、電磁場中で電子の実効質量が増大したことによるX線エネルギースペクトルの広がりが観測された。
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http://www.bnl.gov/atf/docs/ATFNewsletter_Oct2014.pdf