研究課題
基盤研究(C)
この研究では、数万気圧の高圧力下で超伝導を示す物質であるSrFe2As2およびCeRhIn5を対象とし、その高圧下での電子状態、つまりどのようなエネルギーを持った電子がどれぐらい存在するか、などの情報を、赤外線を用いた実験によって調べた。数万気圧の高圧力はダイヤモンドアンビルセル(DAC)という装置を用いて発生し、DACに封入された試料の赤外分光を正確に行うため、大型放射光施設SPring-8の高輝度な赤外線を光源として、実験を行った。その結果、圧力と共に電子の状態が大きく変化する様子が、赤外線領域の光学応答によって観測され、その解析から電子状態に関する詳しい考察を行った。
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