研究課題
基盤研究(C)
鉄系超伝導体の強相関効果を動的平均場理論+エリアシュベルグ法を用いて調べた。繰り込み因子は最近のARPES実験の通り顕著な軌道依存性を示し、磁気・軌道秩序は共にRPAの結果に比べて大きく抑制される。この時、磁気揺らぎによるs±波超伝導も抑制されるが、軌道揺らぎによるs++波超伝導は大きく拡がり安定化されることが分かった。また、Feのd電子とAsのp電子間相互作用の効果についても調べ、弾性定数C66のソフト化に対応する強軌道揺らぎを増強すると共に、d電子間相互作用に起因する反強磁性揺らぎと波数空間で住み分けて働くため互いに競合すること無く、協力して高いTcをもつs±波超伝導を導くことが分かった。
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JPS Conf. Proc
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http://bussei.gs.niigata-u.ac.jp/~theory/
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