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2013 年度 研究成果報告書

衝撃波で誘起される新奇発光現象の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 23540484
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物物理・化学物理
研究機関独立行政法人物質・材料研究機構

研究代表者

小林 敬道  独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主幹研究員 (20260028)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード衝撃波誘起発光 / 粉末物質 / 熱放射 / 衝撃圧縮
研究概要

粉末物質中を衝撃波が伝搬することにより誘起される特殊な発光現象の解明に取り組んだ。可視域から近赤外域にわたるブロードな発光であり、発光性物質でない場合にも観測されることが判明した。また、1万気圧以下の弱い衝撃圧縮においても可視領域に強い発光があることから、粉末試料自体の発光ではなく残留ガスが断熱圧縮され高温状態になり熱放射することがわかった。更に、より詳細な解析から、熱放射以外の発光成分の存在が明らかになり、衝撃波誘起のルミネッセンスである可能性が示唆された。この衝撃波誘起ルミネッセンスはこれまでに報告例のない発光現象と考えられ、新たな研究の展開につながると期待される。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2014 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件)

  • [雑誌論文] Radiation of light from powder materials under shock compression2013

    • 著者名/発表者名
      Takamichi Kobayashi
    • 雑誌名

      Chem. Phys. Lett

      巻: 565 ページ: 35-39

    • DOI

      10.1016/j.cplett.2013.02.012

    • 査読あり
  • [学会発表] 粉末蛍光体の衝撃波誘起ルミネッセンス2014

    • 著者名/発表者名
      小林敬道
    • 学会等名
      平成25年度衝撃波シンポジウム
    • 発表場所
      相模原
    • 年月日
      2014-03-07
  • [学会発表] 粉末物質からの衝撃波誘起ルミネッセンス2013

    • 著者名/発表者名
      小林敬道
    • 学会等名
      第54回高圧討論会
    • 発表場所
      新潟
    • 年月日
      2013-11-15
  • [学会発表] 粉末試料の衝撃誘起発光スペクトル2013

    • 著者名/発表者名
      小林敬道
    • 学会等名
      平成24年度衝撃波シンポジウム
    • 発表場所
      小倉
    • 年月日
      2013-03-15
  • [学会発表] 粉末試料の衝撃波誘起発光2012

    • 著者名/発表者名
      小林敬道
    • 学会等名
      第53回高圧討論会
    • 発表場所
      大阪
    • 年月日
      2012-11-07
  • [学会発表] 衝撃波により誘起される新奇発光現象2011

    • 著者名/発表者名
      小林敬道
    • 学会等名
      光速度イメージングとフォトニクスに関する総合シンポジウム
    • 発表場所
      熊本
    • 年月日
      2011-12-01
  • [学会発表] 衝撃波で誘起される希土類化合物の発光2011

    • 著者名/発表者名
      小林敬道
    • 学会等名
      第52回高圧討論会
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      2011-11-11

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公開日: 2015-07-16   更新日: 2021-12-20  

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