• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

高湿潤場における降水機構にエアロゾル過程の与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23540511
研究機関名古屋大学

研究代表者

篠田 太郎  名古屋大学, 地球水循環研究センター, 准教授 (50335022)

キーワード水循環 / 大気現象 / エアロゾル
研究概要

今年度までにエアロゾル輸送モデルSPRINTARSのソースコードを開発者である九州大学応用力学研究所竹村俊彦准教授より受領し、雲解像モデルCReSSとの結合モデルCReSS-SPRINTASの作成を行っている。SPRINTARSと同様にCReSS-SPRINTASでも、取り扱われる17種類のエアロゾルの種類と粒径毎に混合比を予報変数として計算する部分の作成を行った。そして、各種類のエアロゾル粒子に対して、大気の流れによる移動(移流・拡散)部分、エアロゾル粒子の大気中での乾性沈着、雲・降水による湿性沈着、重力落下などの部分のコード化を行った。
しかしながら、エアロゾル粒子が凝結核・氷晶核として雲水や雲氷の形成過程の開発部分のコード化で手間取ってしまった。現時点までにいろいろな点でのコード化の検討を行っているものの、雲氷の数濃度が過剰であるという問題点を克服することができていない。本研究課題は、残念ながら今年度が最終年度であったが、この問題点については引き続き検討を加えて、凝結核・氷晶核から雲水や雲氷の形成過程のコード化を実現させたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 衛星データと衛星シミュレータSDSUにより示された雲解像モデルCReSSにおける雲氷の粒径に関する問題点2013

    • 著者名/発表者名
      篠田太郎・増永浩彦
    • 学会等名
      日本気象学会2013年度春季大会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      20130515-20130518

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi