研究課題
基盤研究(C)
1500万年前頃に本州中部では伊豆弧の衝突が始まり,本州中部の地殻が大規模に変形したと考えられている。それによって日本最大の断層である中央構造線がハ型に変形したと考えられているが,その仮説を検証するために,本研究では中央構造線沿いに分布する約1800~1700万年前の地層を対象に古地磁気測定を行った。三重県一志層群,愛知県師崎層群,長野県富草層群から信頼できる古地磁気データが得られ,それをもとに地層の年代を詳細に決定し,古地磁気方位も決定した。得られた古地磁気方位を統計的に検討した結果,中央構造線はこれらの地層が堆積した1800~1700万年前頃には直線状だったことが初めて明らかになった。
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