研究課題
基盤研究(C)
北海道、白亜系蝦夷層群の堆積岩に含まれる陸上植物由来の生物指標分子(バイオマーカー)と高分子有機物(ケロジェン)の分析から、長時間スケールの古植生変動を高精度に復元し、さらに植生情報を介して陸域環境変動を復元した。特に植物テルぺノイドバイオマーカー分析から、急激な被子/裸子植生比や針葉樹植生の変化を見出した。また、植物起源ケロジェンから得られる長鎖アルカノールを用いて、新たに落葉広葉樹植生指標を開発・提案した。この結合態アルカノール指標から得られた結果は、植物バイオマーカーによる被子/裸子植生比の変動パターンとよく同調することがわかり、新たな古植生指標としての高い適用性を確認した。
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