研究課題
基盤研究(C)
地球表層で進行している鉱物の溶解に及ぼす有機分子の影響を明らかにするため、タンパク質およびアミノ酸によるアモルファスシリカの溶解速度に及ぼす影響を検討した。実験方法として、タンパク質およびアミノ酸を含む溶液中(pH4、5、6)でのアモスファスシリカのフロースルー系溶解実験を行った。実験の結果、アモルファスシリカの溶解速度はタンパク質との反応で著しく増大することが確認され、塩基性アミノ酸によるアモルファスシリカとの静電的作用が主な溶解促進作用として寄与していることが推察された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)
Applied Clay Science
巻: 51 ページ: 484-490
Clay Science
巻: 15 ページ: 33-41
巻: 15 ページ: 139-145