研究課題
基盤研究(C)
噴火誘発過程の解明のため、地球物理学的観測データが豊富な霧島山新燃岳2011年噴火を選び、詳細な岩石学的分析を行なうとともに、分析結果を観測データと比較した。軽石に含まれていた結晶の微小領域(数十ミクロン以下)の構造を調べたところ、噴火数日前に高温マグマが混合したこと、その際にマグマ溜まり内部がかき混ぜられたことが噴火を誘発したこと、この混合過程は地殻変動や地震活動の観測からは検出困難であったこと、などを明らかにできた。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (10件) 図書 (1件)
Japan. Bulletin of Volcanology
巻: 75:750(Vol.75,No.10) ページ: 19
10.1007/s00445-013-0750-1
Japan, revealed by geodetic and satellite observations. Bulletin of Volcanology
巻: 75:695(Vol.75,No.3) ページ: 13
10.1007/s00445-013-0695-4
火山噴火予知連絡会会報
巻: no.110 ページ: 192-197
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/CCPVE/Report/110/kaiho_110_33.pdf
https://www.gsj.jp/researches/openfile/openfile2013/openfile0578.html