基礎特性として、分子スペクトルを利用して温度を評価した。温度は圧力とともに増加し、5MPaにおいて、4000K程度であった。プラズマジェットにテトラメチルシランを加えて、SiCの合成を行った。1気圧では生成物は得られず、3 MPa以上では生成物の量は圧力とともに増加した。フーリエ変換型赤外分光計により、SiCが得られたことが確認された。 加えて、超臨界だけでなく水中のプラズマジェットについても新たな方式を提案した。電極間を絶縁板で仕切り、絶縁板にセラミック菅で貫通させたところ、セラミック菅から、ジェット様のプラズマが確認された。本プラズマは金属ナノ粒子生成が可能であることが明らかとなった。
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