研究課題
基盤研究(C)
多孔質体の一側面部にメッシュ電極を密着配設して交流電圧を印加することで多孔質ガラスの細孔内及び液相側沿面で放電を発生させてオゾンの生成を可能とし,口蹄疫ウィールス等の殺菌消毒技術に有用な水中プラズマ源を提案した。ここでは,まず,多孔質膜表面における気泡内部での放電によりオゾンよりも高い酸化力を有するOHラジカルが生成され,OHによる促進酸化効果により難分解性物質を分解できることを示した。さらに,殺菌が困難な水中の芽胞菌の殺菌を試み,処理開始60 minで1/500程度まで菌数を減少できるともに,殺菌要因はOHラジカルと紫外線発光が主であることを明らかにした。
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電気学会論文誌 A
巻: Vol. 144, No. 5 ページ: 321-326
巻: Vol. 133, No. 11 ページ: 606-607