研究課題
基盤研究(C)
キラル分子は非対称(右手と左手)の性質のために、環状芳香族キラル分子のπ電子は直線偏光超短パルスレーザー照射により右回り(左回り)の片方回転運動を誘起させることが出来る。非平面環状キラル分子(P)-2,2’-ビフェノールを取り上げ、この回転運動を制御することにより一方向環電流(誘起磁場)を利用する新しい超短時間多次元スイッチング法を提案した。実際の応用のために必須な、コヒーレント環電流及び誘起磁場の大きさ、電子と分子振動あるいは熱浴との相互作用効果をシミュレーションにより解明した。
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