研究課題
基盤研究(C)
分子性結晶が高圧力下で示す様々な現象の普遍性の検証は、物質科学の基礎・応用に有意義である。本研究では、三ヨウ化ホウ素分子がつくる単分子結晶構造が、相転移を機に高圧力下で二量体構造に変化することを実験的に示した。四ヨウ化スズの超高圧力下の結晶構造を密度汎関数計算理論に基づく第一原理計算で推定した。四ヨウ化ゲルマニウムの高温高圧下の融解曲線を測定し、キンクをもつその特異な形状は液体相に二つの異なる構造が存在する可能性を強く示唆する結果を得た。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (12件) 備考 (1件)
高圧力の科学と技術
巻: 23 ページ: 133-140
10.4131/jshpreview.23.133
J. Phys. Soc. Jpn
https://www.ics-com.biz/ocha_research/researches/detail/researcher/33