研究課題/領域番号 |
23550018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中野 晴之 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90251363)
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連携研究者 |
川島 雪生 理化学研究所, 計算科学研究機構, 研究員 (90452739)
渡邉 祥弘 九州大学, 理学研究院, 助教 (20315055)
吉田 紀生 九州大学, 高等研究院, 准教授 (10390650)
常田 貴夫 山梨大学, 燃料電池ナノ材料研究センター, 教授 (20312994)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 理論化学 / 擬縮退系 / 多配置電子状態理論 / シミュレーション技法 / 相対論的電子状態理論 |
研究概要 |
溶液内擬縮退系の化学現象を解明する手法を提供するため,(1) 複雑な電子状態計算を念頭に置いた電子状態理論の開発,(2) 溶液内反応の自由エネルギー面構成のための手法の開発,を進め,これらを総合して用いることにより,実際に金属系をはじめとする溶液中の化学現象にアプローチした。主なものでは,新しい相対論的多配置SCF法とそれに基づく多参照摂動論の開発,MnO4アニオン,CrO4ジアニオンの励起エネルギーに対する溶媒効果と溶媒和構造の解明,アミノ酸の混合溶媒中での溶媒和の解析,混合溶媒中におけるグリシンのプロトン移動反応の解析等を行った。
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