研究課題
基盤研究(C)
内殻正孔寿命を利用した伝導電子の動的計測手法を有機導体に応用した。内殻正孔の寿命はフェムト秒からアト秒の領域にあり、電子の動きが観測できる内部時計(超高速ストップウォッチ)として用いることができる。有機電荷移動錯体やチオフェン系高分子、有機薄膜太陽電池材料について、共鳴オージェ電子スペクトルのX線励起エネルギー依存性の測定および解析を実行して検証した。その結果、いくつかの有機導体において、伝導電子が非局在化し、金属のような速い電子移動が観測できることを見出した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件)
Japanese Journal of Applied Physics
巻: Vol.53 ページ: 02BB07-1-4
10.7567/JJAP.53.02BB07
JASIS2012 併催報告集
巻: 9巻 ページ: 141-14
PF Activity Report 2012 PartB
巻: Vol.30 ページ: 118
PF Activity Report 2011 PartB
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