研究課題
基盤研究(C)
ラザホージウム(Rf)の4価イオンの挙動確認のため、キレート抽出剤TTAを保持した逆相クロマトグラフィー系の構築を試みた。このためにTTA樹脂を作成し、その吸着能について無担体放射性トレーサーを用いてまずはバッチ法で調べ、ついで樹脂を詰めたカラムを用いてオンライン実験において短寿命トレーサーによるRf模擬実験を実施した。その結果、平衡時間が速く吸着性のある樹脂の製造に成功し、またZrとHfの溶離曲線をフッ酸/硝酸の混酸系で得られたが、オンラインでの平衡状態は達成されていない。すでにRf実験も実施し、樹脂に吸着することが示唆される結果を得たが、解析はまだ途中で最終的な結論には至っていない。
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RIKEN Accel. Prog. Rep
巻: Vol.47(in press)
http://www.nishina.riken.jp/researcher/APR/index_e.html
巻: Vol.46 ページ: 242