研究課題
基盤研究(C)
特定の糖を選択的に形成するホルモース反応系の構築を目指して、本研究では、エーロゾルOT (AOT) 逆ミセル、および、ボロン酸残基を有する高分子を用いたホルモース反応について、詳細な調査を行った。AOT逆ミセルを用いたホルモース反応では、炭素数3以上の糖はほとんど生成せず、二炭糖が優先的に形成されていることが明らかとなった。ボロン酸残基を有する低分子および高分子の存在下におけるホルモース反応では、添加剤の種類に依存して、生成物の選択的な形成が観察された。さらに、ホルモース反応の新たな反応場として、いくつかの新規高分子を開発した。
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