研究課題
基盤研究(C)
直鎖膜分子の単分子膜で被覆したガラス基板でサンドウィッチセルに4-シアノ-4’-n-ペンチル-ビフェニル(5CB)を注入し,偏光顕微鏡で観察すると,水面上単分子膜と類似のテクスチャーを観察した.膜分子のアルキル炭素数が18以下のときには,鎖密度を5.0 chain/nm2まで高くしても5CBが誘導配向され,炭素数が20のときには,部分的に誘導配向していないことを明らかにした.以上の結果から,吸着膜の間にバルク相のアルキル鎖が相互作用することなしに配向制御が行われている.また,この誘導配向が生じる際には,5CBの液晶温度において液晶相と接触するアルキル鎖の運動性が重要であることを示した.
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